氏名
腰原 伸也
所属
東京工業大学 理学院 化学系 教授
生年月日
1960年3月25日
略歴
- 1983年 3月
- 東京大学・理学部・物理学科卒
- 1985年 3月
- 同大・理学系研究科・修士課程 修了
- 1986年 9月
- 同・博士課程 中退
- 1986年 10月
- 東京大学・理学部 助手
- 1991年 9月
- 理化学研究所・フォトダイナミック研究センター研究員
- 1991年 9月
- 博士号(理学) 取得 (東京大学・理学部)
- 1993年 9月
- 東京工業大学 助教授
- 2000年 4月
- 東京工業大学 教授
この間
- 1993年 9月~2002年3月
- 理化学研究所・フォトダイナミック研究センター非常勤研究員を兼任
- 1998年 4月~2003年3月
- 神奈川科学技術アカデミー(KAST)プロジェクトリーダーを兼任
- 2003年 11月より5年間の予定
- 科学技術振興機構ERATO研究総括を兼任
研究分野
半導体光物性、光誘起協力現象(光誘起相転移)
著書
- 腰原伸也
新しい磁気と光の科学
講談社サイエンティフィック 5章 磁性半導体の光誘起磁性 2001 - “Photoinduced phase transitions and cooperative phenomena”, S.Koshihara in ‘Optical properties of low-dimensional materials 2’ ed. By T.Ogawa ands Y.Kanemitsu,
World Scientific 1998
趣味
様々な所へ歩いていって見ること。鉄道。クラシック音楽。
こしえもんの戯言
私の行っている研究分野は(新しいこともあって)、旅行での時刻表や地図に相当するもの(過去の経験や理論的枠組み)がありません。ちょうど荒っぽい海図と地球は丸いことを信じて西周りで極東(インド:富の地)を目指した大航海時代の様な状況にあるのだと思います。ですから私のような「えーかげん」な人間でもやって行けるのだと思っています。 なんでそんな不確かなものが理学にあるんだと思う方もいらっしゃるでしょう。しかし考えてみて下さい。大航海時代にこそ、あちこち旅をして経験する「あ、こんなものがあるんだ!」という感動基礎として博物学が生まれました。そして、後々には近代理学の形成に大きな影響を残しました。私もまさに「あははおもしれー」という楽しさに突き動かされて研究をしています。訳が分からないけれども変わった土地に行って見よう、という好奇心を持ったひとは、詳しい内容を自分の目と頭で確認に来てください。こしえもんと○びた君が不思議ワールド(実は化け物屋敷かも?)の入り口にご案内いたしましょう。